某離島 定期船待合施設提案

2017

待合スペースや販売スペースなどの必要な機能を満たすだけでなく、島の象徴となるシンボル性も求められた。
施工性やコストを鑑み、木の規格材で組む大きな屋根を持つ施設として提案。必要な内部スペースは、その屋根の下を適宜囲うことで確保する。

建物正面と裏面を意図的にずらした家型フレームを繋ぐことにより2次曲面をもつ屋根架構を検討。
部材は直線材でありながら屋根にはおおらか曲線形状が現れ、島並みや波のラインをイメージさせる象徴的な意匠を持たせた計画とした。

・階数:地上1階
・構造:木造

・共同設計steam Inc.
・構造協力金子武史構造設計事務所